転売屋が語る転売の裏事情とは? ファッションブランドの転売市場をひも解く

国内外の最新ファッションニュースやトレンド情報をいち早く紹介するファッション専門タブロイド紙WWD JAPAN Vol.2044にて、最近地上波ニュースでも取り扱う事が多くなったファッションブランドの“転売”特集が登場。



ファッション誌ではほとんど見かけない「転売」特集ですが、

・ファッションブランド好きの若者たちが売買するアイテムとは?
・ファッション業界で働く人たちの転売座談会
・月100万円以上の利益を生み出すプロのファッション転売屋に聞く注目ブランドや動向
・転売される側のアーティストは何を思う?
・有名大学教授による転売経済学
・スニーカー愛好家に聞く転売ヤーの存在について
・弁護士に聞く行為の違法性の有無

など、今盛り上がる転売市場についてを、ファッションにゆかりのある著名人らが解説しています。

くわしくは、WWD JAPAN2018年9月3日号(2044号)でチェックしてみて下さい。

WWD JAPAN  Amazon  セブンネット

店頭では、青山ブックセンター本店、SHIBUYA TSUTAYA、紀伊國屋書店西武渋谷店、ブックファースト新宿店、三省堂神田神保町本店、有隣堂目黒店などの大型店舗で購入する事が可能です。


転売とは?

そもそも転売とはなんなのか? どのような行為の事をいうのか?

限定商品などの入手困難な商品を売る目的で大量に購入し、インターネットオークションなどでプレミア価格で販売する事を指しています。
このような転売行為を行う人は、「転売屋」「転売ヤー」と呼ばれています。

以前は人気アイドルやミュージシャンのコンサートやイベントチケットがいわゆる「標的」でしたが、最近ではコミケ(コミックマーケット)やワンフェス(ワンダーフェスティバル)などオタク向けのイベント会場で販売される限定グッズやフィギュアから、家電量販店の新年の福袋、ライブ会場限定や○○個限定など希少性の高い(流通の少ない)グッズなど、幅広く転売が行われています。

ファッション業界で言えば、シュプリーム渋谷店で中国人転売ヤー(並び屋)とシュプリーム側の警備員(BONDS)が揉めた事が地上波ニュースやワイドショーでも話題(※1)となりましたが、シュプリームのほかにも「ナイキ」や「イージー(アディダス)」なども注目ブランド(ターゲット)となっているようです。

※1 YOUTUBE SUPREME問題

転売をする若者が急増する理由

「希少性」や「いいね!」の数で「いいモノ」の価値観が決まるSNS世代に、WWDが街頭アンケートを実施。

何を買い、何を売るのか?どのようなリセールサイト(オークションサイトやフリマアプリ)を使うのか?など、WWDが1574人にアンケートを取ったそうです。
ファッション好きならすぐに答えが分かりそうですが、どのジャンル(ブランド)がよく売れるのか?よく買うアイテムは何が一番多いか?そのサイトで売買しているのか?デメリットは何か?などが掲載されています。

ファッション業界で働く人の転売事情

フリマアプリやオークションサイトをよく利用している20代の中から「ショップスタッフ」「デザイナー」「ウェアリスタ」と異なる職種の3人に集まってもらい覆面座談会を実施。

どのリセールサイトを利用しているのか?
定価以上の売買について思う事
業界人が使うあのフリマアプリのメリットとは?
「いいね!」と服の価値について
自分のブランドが高値で落札されたら?

など、顔出しでは言えない(書けない)突っ込んだ話も掲載されています。

ウェアリスタ(WEARISTA)とは?
ゾゾタウンが運営するファッションコーディネートサイト“ウェア(WEAR)”の中で、オシャレで影響力のあるファショニスタに対して運営側が公認したユーザーの事で、ウェアリスタが紹介した商品は飛ぶように売れるそうです。

ちなみにタレントの高橋愛さんやスザンヌさん、勝田里奈さん、吉岡里帆さんなども、ウェアユーザーとして登録/掲載されています。


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プロ転売屋の月収

ここでは、カリスマ転売ブロガー“転売ヤーの日記速報”さんへのインタビューを掲載。

転売ヤーの日記速報 (@premium_bye)
Twitter
https://twitter.com/premium_bye
確実に儲かる転売情報を提供するブログ、転売ヤーの日記の中の人アカウントです。転売しない方でも情報だけ欲しい人も歓迎してます。プロキシ販売も受け付けてます。DM頂ければ柔軟に対応します。

ファッションブランド(裏原ストリートブランド)をメインにした、転売業界の中で特に人気の高いプロの転売屋にWWDがコンタクトを取り、遂に対談(SNSでのインタビュー形式)が実現したそうです。

・転売アイテムの仕入れる方法は?
・BOT(自動で作業を行うコンピュータープログラム)について
・取引価格が高騰するであろう人気アイテムの見つけ方
・必勝法は?どのようにして利益を生み出すのか?
・何故ブログで情報発信をしているのか?
・他の転売屋に対してのアドバイス etc

ファッション誌で、転売屋目線のインタビュー(対談)が載るのは初めてかも?

転売経済学

ファッション転売は「経済学」的にはどういった分析が出来るのかを、元大蔵省官僚の経済学者の教授がまじめに解説。
「財」「情報の非対応性」「完全競争市場」「価格発見機能」という4つのキーワードを用いて、経済学目線での転売についてや今後の企業と転売屋との付き合い方を掲載しています。

スニーカーヘッズに聞く「転売している人」はどう思う?

スニーカーヘッズ代表として、「スニーカーあるある」ネタでもおなじみ吉本興業のお笑い芸人でスニーカー同好会を結成した「レイザーラモンRG」さんが登場。
高値で転売されているスニーカーについてどう思うか?今のスニーカーライフについてなど、ユーモアを交えて持論を述べています。

賛否両論ありそうですが、時代的にはこの流れが主流なんでしょうか。。。



弁護士に聞く 「転売」は違法?合法?

売る為に買う行為については各メディアやSNSでも話題となっており、弁護士によっても意見がわれる所ですが、今回はファッションブランドに特化し

・そもそもその行為自体は違法なのか?(知的財産法)
・ブランド側が恐れる事とは?(権利侵害/二次流通)
・ブランド品とチケットは同じケースになるのか?

などの疑問を、ファッションロー(fashion law/ファッションに関する法律)相談所の関真也弁護士(TMI総合法律事務所)が分かりやすく解説しています。


以前はWWDというと服飾系の学生やアパレル関係に勤務している人の情報誌という感じでしたが、最近は裏原ブランドやスニーカー好きにはおなじみのフラグメントの藤原ヒロシさんやアトモスの本明秀文さん、ラグジュアリーブランドを手掛けるヴァージル・アブローさん(VIRGIL ABLOH)、カニエ・ウェストさん(Kanye West)らが定期的に登場するほど、ストリートブランドの情報掲載率が増えてきています。

ファッション誌の中では取り扱い店舗が少なく、ビニールカバー付きで販売されているので立ち読みでチェックする事は出来ませんが、気になる方は取り扱い書店の店頭やWWDJAPANのサイトで確認してみて下さい。

最新号の表紙は、定期購読ページで確認する事が可能です。
WWD JAPAN
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